みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今週もチーズについて、自分が学んだことをみんなにシェアしたいと思います。
以前、お話しをしたナチュラルチーズですが、もう少し詳しく触れてみたいと思います。
今回触れるのは2つ。
フレッシュタイプと、ウォッシュタイプです。

だいちだいち

りゅうじくん、おつかれ!今週はナチュラルチーズについてもう少し掘り下げてみるよっ。

りゅうじりゅうじ

りょうかい!!

だいちだいち

先週話した、ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いって覚えてる?

りゅうじりゅうじ

もちろん!ナチュラルチーズは高級!プロセスチーズはお買い得!

だいちだいち

。。。う〜ん。あながち間違ってはいないけど。。。

だいちだいち

ナチュラルチーズは乳酸菌が生きていて、熟成も進む。プロセスチーズは乳酸菌を死滅させており、状態が維持されるもの。

りゅうじりゅうじ

そうだった!!

だいちだいち

しっかり覚えてね。
今日は前回ざっくり話したナチュラルチーズの7つのタイプについて話をするよ

りゅうじりゅうじ

りょうかい!!




フレッシュタイプ

まずはフレッシュタイプから。
文字通り【新鮮な】、つまり熟成されていない【非熟成】タイプとも言われています。
多くは、原料乳を固めて水分を抜くという本来のチーズ作りの初期段階で出来上がりとなるチーズです。
しかし、最初の段階では固まらず、水分として残されたホエー(乳清)のほうを使って作られるチーズや、乳酸発酵をもとに作られるクリームチーズ、熱湯の中で練って固められるモッツアレラなども、ここには含みます。
水分が多く、ほのかな酸味ややさしい甘み、さわやかな風味などが特徴です。
水分量が多いだけに痛みやすく、密閉容器に入れて冷蔵庫の中でも低めの温度帯の場所で保管し、早めに食べ切るようにしましょう。




フレッシュタイプのチーズ

様々なところで使用されているフレッシュタイプのチーズ。
その種類を簡単にご紹介します。
*詳しくはまたそれぞれのチーズの紹介を一つずつしますねっ。

モッツァレラチーズ

日本人にもたいへんなじみのあるチーズですね。
南イタリアのカンパーニア地方特産。
イタリア語の「引きちぎる」という意味です。
製造過程で、お餅のようにこねて、引きちぎって出来上がることが由来。
新鮮さが大切なチーズ。
トマトとバジルを使ったカプレーゼが有名。
加熱すると伸びるので、ピザなどにも多く使用されます。

マスカルポーネ

日本ではティラミスの原料として有名になったチーズ。
酸味が少なくクリーミーで甘さがあるのが特徴。
スモークサーモンや生ハムとも相性は良いです。

リコッタ

ホエー(乳清)を加熱凝固して作ったチーズ。
写真でもわかる通り豆腐のような見た目です。
味はほんのり甘くさっぱりしています。

カッテージチーズ

脱脂乳を原料に作られるチーズ。
脂肪を抜いても、たんぱく質やカルシウムなどの栄養分が残っているため、すごくオススメです。
サラダなどでそのまま使用することが多い。

クリームチーズ

Cheese♡Familiesでも人気の高いクリームチーズ。
生乳とクリームで作り非熟成のため柔らかいチーズになります。
パンに塗ったりチーズケーキの原料に多く使われます。

フェタ

ギリシャの代表的なチーズ。
白く正方形のチーズをオリーブオイルに漬けて瓶で売られていることが多い。
2000年以上の歴史のあるチーズ!!

フロマージュ・ブラン


(画像参照:楽天市場)

フランス語で「白いチーズ」という意味。
たんぱく質凝固材を使用し、水分を抜いて作る。
出来上がりはヨーグルトに近いイメージ。
チーズケーキなどの原料に多く使われます。

りゅうじりゅうじ

たくさん種類があるね!!

だいちだいち

そうなんだよ。チーズは原料の違いや発酵・熟成の違いで味が全然変わるからね。

だいちだいち

フレッシュチーズも、その他バノン、クワルクなどもあるよ




ウォッシュタイプ


(画像参照:Yahooショッピング)

熟成過程で表皮を地酒や塩の入った水で洗ったり、こすったりして仕上げるチーズを【ウォッシュタイプ】と呼んでいます。この工程は、各種の雑菌からチーズを守ったり、独特の風味や褐色の色合いを呈ていくリネンス菌(納豆菌)を程よく繁殖させたり、塩分を染み込ませる効果があるとして中世に開発されました。

洗う液体の種類、濃度、洗う回数やタイミングなどでチーズの個性も変わるそうです。匂いが周囲に移らないように、全体をラップで包んで冷蔵保存することがいいとのことです。




ウォッシュタイプのチーズ

なめらかでマイルドなチーズですが、外皮が独特な匂いや風味を持っているので、なかなか初心者には簡単ではないチーズかもしれません。
しかし、こういうものこそ癖になるかもしれませんww

エポワス


(画像参照:楽天市場)

ワインで有名なフランス・ブルゴーニュ地方のチーズです。
強いお酒で洗いながら4週間以上の熟成をかけて作られ、かつてナポレオンも好んでいたらしいです。
表皮の素敵な?香りとは裏腹に、中は優しい甘さと濃厚なコクで『チーズの王』と言われたのもうなづけます。

タレッジョ


(画像参照:楽天市場)

イタリアのタレッジョ渓谷で生まれたチーズ。
ウォッシュタイプの中でも比較的食べやすいタイプ。
イタリアのチーズには珍しい平たい正方形をしています。

りゅうじりゅうじ

ウォッシュタイプは上級者向けのチーズみたいだね

だいちだいち

どうしても表皮の香りとかが強いから余計にね。でもチーズによってワインとかシャンパンとかと合わせて食べたら、かっこいいよね。

りゅうじりゅうじ

勉強します!

だいちだいち

(笑)
他にもショーム、ピエ・ダングロワ、マンステール・ラングル・リヴァロなどなどいっぱい種類があるからね

まとめ

如何でしょうか?対照的な二つのタイプのチーズを紹介してみました!
どちらも同じナチュラルチーズなのに全く異なる個性的なチーズですね!
フレッシュタイプは誰でもチーズ好きなら一度は口にしたことがある一般的なチーズですが、ウォッシュタイプはなかなかの曲者ですね(笑)
僕はまだウォッシュタイプは食べたことがないため、今度挑戦してみたいと思います!
ではでは、今週も良いチーズライフを♪