本日もやってきましたチーズの知識!!!
前回はチーズの道具についてお話し致しましたが、今回はその道具を使ったチーズの切り方についてのお話です♪




☆チーズを切る

チーズの特徴を知ればチーズの切り方が分かります。
ほとんどの熟成チーズは外側から中心部に向かって熟成が進むので、1切れに外側と中心部が入るような切り方をするのがいいでしょう。
すべてのチーズに共通するポイントは

「チーズの美味しさを均等に切り分ける」

ことです。切るサイズは1切れが10〜15gぐらい。
数種類のチーズを盛り合わせるなら全体の量を考え、1人分合計で30〜60gもあれば食べ過ぎることもなく十分に楽しめるでしょう。
また、1切れサイズのチーズをお皿に並べるときは、食べる順番が分かるように並べる配慮も必要です。
チーズに添えるフルーツやジャムなどは、チーズの横に置くことで食べるときに分かりやすくなります。

【軟らかいチーズの切り方】

丸形や四角形の軟らかいチーズを切るときには最初の1切れが重要です。
これらのチーズは外側から中心部に向かって熟成が進むので、 切ったチーズは基本的にくさび形になります。
あらかじめチーズの軟らかさを確認し、それに見合った力を加えてチーズを切りましょう。
ナイフを入れたら躊躇することなく最後まで同じ力で切れば、きれいな切り口になります。
軟らかいチーズはそのまま放っておくと中身が流れ出てしまうことがあります。
切り終わって残ったチーズは切り口をアルミ箔などで覆い、冷蔵庫で保管しましょう。

【硬く締まったチーズの切り方】

熟成して硬く締まったシェーヴルチーズはナイフを入れるだけで割れてしまうことがあります。
このようなチーズを切るときに重要なのはナイフの厚みです。
医療用のメスのような鋭くて細身のナイフを使い、刃の先から入れ始めて先端がカッティングボードについたらそこを支点にナイフを押し下げるように切るといいでしょう。
丸形のチーズはくさび形に、筒形のチーズは輪切りに、それ以外の形状なら外側と中心部が入るような切り方にします。

【ブルーチーズの切り方】

ブルーチーズには青力ビが生えている大小の孔がたくさん開いており、組織が崩れやすくなっています。
表皮周辺には青力ピが少ないので、軟らかいチーズと同じく外側と中心部が均等に入るように切ることが基本です。
ワイヤーカッターや刃の薄いチーズナイフで切るといいでしょう。

【セミハード·ハードタイプの切り方】

これらのチーズを原形で見ることはあまりありません。
店頭に並んでいるのは取り扱いやすいサイズにカットされたものです。
四角形かくさび形がほとんどで、表皮が付いたまま包装されています。
このようなチーズは、両側の表皮が入るように切るのが基本です。
適度に力を入れられる、グリップ感のあるチーズナイフを選びましょう。

ということで、以上、チーズの切り方についてのお話でした♪
9月7日には青葉台(横浜)でバーベキュー、8日にはチーズ検定です!
だんだん検定の日まで日付が近づいてきました!ドキドキです笑
あと3週間、楽しんで学んで検定に臨みたいと思います!
では、みなさん今週も良きチーズライフを♪