りゅうじくんお疲れ!!
そして、皆さんいつもありがとうございます!
おつかれ!!
今日はチーズ知識9回目!チーズ文化史シリーズ後編をはなすよっ♪
もう9回目か。頑張ってる!!
テストもあるし、もっとがんばらないとねっ!
長いチーズ文化史も今回が最後!それでは張り切っていってみよう!
⑦ 19世紀
産業革命以降、チーズ製造の技術も飛躍的に発展していく。
1866年、パスツールらによる低温殺菌法が開発された。
これは乳に一定時間熱を加えてカビやバクテリアを殺菌する方法で、もともとはワイン作りを適正に行うために考え出されたもので、 安定的なチーズ製造にも寄与する結果となったそうです。
デンマークの科学者であったクリスチャン·ハンセンが1870年頃からレンネットの商業生産に着手し、レンネット製剤は各国へ広がり、チーズ製造に重要な役割を果たしたそうです。
1877年、スウェーデンで遠心式クリーム分離機が発明された。
これまでは時間のかかる自然分離で行われてきた作業が短時間でできるようになり、脂肪調整したチーズ製造が可能となった。
チーズ製造で使われてきた乳酸菌スターターにはこれまで、 前日のチーズ作りででたホエーが利用されてきたが、1890年に純粋培養した乳酸菌スターターが実用化されると、安定したチーズ製造ができ、チーズの品質が飛躍的に高くなっていったとのこと。
また製造中の酸度の調整がマニュアル化されたのもこの時期だそうです。
19世紀後半、明治維新を迎えた日本では、北海道に酪農を興すと同時に外国人技術者を招聴し、1875年には七重勧業試験場でチーズ作りを行なっている。
1910年ごろにはスイスでプロセスチーズが誕生した。
プロセスチーズのアイディアは、チーズ料理である「チーズフォンデュ」にあるという。
その後、プロセスチーズ製造の技術はドイツを経由してアメリカにわたり、クラフト社の手によってアメリカ全土に広まっていった。
まだプロセスチーズができて100年ぐらいなんだねっ
そうなんだよ!最近はいろんな味も出てどんどん発展してるね!
⑧ 現 代
20世紀後半、チーズ製造の技術は大量生産と嗜好性を軸に高められていったそうです。
製造現場では、ミルクから熟成前段階のチーズまでを一連の作業の中で行なえる連続式チーズ製造機が開発され、製造時間の短緒と省スペース化が図られるようになった。
職人技はコンピューターによって数値化され、衛生管理が徹底された工場でゴーダやチェダーなどが造られる時代になったそうです。
1960年代に開発された微生物レンネットは改良されながら現在も使われている。
1990年代になると遺伝子組み換えレンネットが実用化され、現在では世界のレンネット市場の半分近くを占めるといわれているようです。
また同時期に、微細な膜を利用したウルトラフィルトレーション法によるチーズ製造が行なわれるようになったそうです。
20世紀に入ると伝統的なチーズの模倣品があちこちで見られるようになり、これに危機感をもった政府機関らが国際間でチーズ名の使用に関する協定を結ぶようになったとのこと。またフランスでは、伝統チーズを保護する気運が高まり、1925年「原産地保護に関する法律」がつくられ、原産地呼称統制A.O.C. 制度へとつながっていく。
食糧生産や食品技術が発展する方で、伝統的な農産物を守り付加価値を高め、積極的にPRしていこうという流れも生まれてきたようです。
1992年、ヨーロッパ連合EUはフランスのA.O.C.やイタリアのD.O.C. 制度に倣い、原産地名称保護(P.D.O.)などの品質認証システムを制定し農産物の保護管理や世界的な広報活動を行なっているとのこと。
国際間取引においては、1962年に国連食糧農業機関(FAO) と世界保健機関(WHO)が合同でCODEX 食品規格委員会を立ち上げた。この委員会では、食品をめぐる国際間の貿易紛争や消費者の健康の保護を目的とした国際的な食品規格「CODEX規格」を定めている。現在カマンベールやチェダー、エダムなどいくつかのチーズはCODEX 規格があるそうです。
むずかしい。。。
ちょっとかたかったかな。。。
皆さんどうでしたでしょうか。
4回にわたってチーズ文化史の記事を書いてきましたが、面白く読んで頂けましたでしょうか?
チーズの歴史って長いんですね。
チーズを考えた人がいたから、僕はチーズを食べることも出来るようになったし、それが大好物にもなりました!
チーズを作って頂いた初めての方には感謝です( *´艸`)♪
これからもチーズを沢山食べていきます。
ではでは今週もよきチーズライフを♪